今、この時代は食べ物が豊富で医療もだいぶ進歩し人生100歳まで長生きするのも珍しくなくなってきました。昔は結核など不治の病で若くして命を落とされた方も沢山いました。整体と言うお客さんと関わる仕事をしていると色々なお話を伺います。お客さんの中の一人で幼い頃、新潟に住んでいらしたOさんが5歳の時、お父さんが25歳と言う若さで結核で亡くなられました。Oさんのお母さんは未亡人となりその後、とある男の人に見初められ再婚をし、それから弟が生まれました。当時、連れ子は受け入れ難い悲しい時代だったのか?お母さんが赤ん坊を生んだあとOさんにはしばらくの間と言って石川県の祖父母の家に引き取られました。最初のうちは月に一、二回お母さんが会いに来てくれました。別れる場所は決まって大きな赤い松の木の下です。別れ際にOさんは『お母さん、ぼくをいつ、連れて帰ってくれるの?』と聞くとお母さんはうつむきながら『もう少し待ってね』と言って帰っていくのでした。Oさんはお母さんの後ろ姿が見えなくなるまで『お母さーん!お母さーん!』と泣きながらお母さんを呼び続けました。それからお母さんが会いに来てくれる事もなくなりました。

子供の頃、とても切ない辛い想いをされたOさんですが後に素敵な奥さんと出逢い、その間にできた息子さんは有名大学の医学部を卒業しお医者さまになられてご活躍されて居ります。そんなOさんも今は80歳になられ、亡くなられたお父さんより半世紀以上長生きされています。新潟の弟さん四人は残念ながら既に逝かれてOさんが一番元気で長生きです。Oさんは趣味で将棋を長くされ多くの大会で沢山の賞を獲得するほどの腕前です。また、毎朝のウォーキングは雨でも欠かしたことがないくらいの根気の持ち主です。毎日奥さんとスーパーへ買い物へ行き食事も奥さんが手際よく栄養を考えた和食中心の美味しいご飯を召し上がっているそうです。このようにウォーキングで自身の健康を維持し、趣味の将棋で頭を使い毎日バランスのよい食事を心掛けているOさんは幸せな日々を送っていらっしゃいますよ、天国のOさんのお父さん、お母さん。

人生100歳の時代をどのように生きるか?テレビを見て寝てばかりいたらラクだけどお先はまっクラ!健康で長生きするには適度な運動、バランスのとれた食事に規則正しい生活と睡眠、人と会話をして居心地よく過ごすこと、趣味などで頭と指を使うこと、そして日々の疲れによる身体のこりや張りをマッサージで血流をよくすること等、健康的に過ごされているOさんから健康に生きるヒントを学びました。

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